
風が吹いた その一瞬
−本当− が目の前を通った
それは ほんの一瞬で
手を伸ばしたけれど届かなくて
立ち止まって振り返ると
−本当− はずっと向こうの方にあって
あぁ やっぱりわたしは
−本当− には触れることができないのだと
そう思ったら可笑しくて笑った
目の前には −本当− ではなく
紅い花びらが零れていて
あぁ まだ生きていくんだなって
そう思ったら また可笑しくて笑った
笑ったんだ
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Author:hayano5
撮ることが好き。
見ることが好き。
言葉が好き。
いっぱい出会いのある散歩が好き。
*写真と言葉は、どれもhayano5が大切に作り上げたものです。他の素材サイトさんから借りているのは了承をいただいているものです。よって、私個人の写真・言葉は著作権は放棄していません。無断でのお持ち帰りはご遠慮ください。

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