
「なんやねん」
「絶妙な場所を知ってるのね」
「当たり前やがな 猫やからなぁ」
「隣にいってもいいかな?」
「あかん 暑苦しいわ 帰りぃ」
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ねぇ 見て
こんなにも光っていたなんて
わたしたちが落としてきたココロは
落ちて宝石に変わっていく
たくさん失くして たくさん落としたけれど
無駄な落し物じゃなかった
今夜 私はまたひとつ失くしたけれど
それも いつか光ってくれるよね
-宝石-
Kotona*kan vol.13(photo by yuki@(Moving-on)/text by hayano)

もうすぐ夏がくる
だいすきな夏
苦い記憶をリセットして
新たな夏を感じたい
短い短い 北の夏
ご一緒にいかがですか?
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何度 胸を痛めただろう
恋がこんなにつらいのなら
二度としたくないとさえ思った
簡単に後悔できたら
泣いたりしない
ただ 失いたくない
その 迷いが 深く 深く
哀しみの底まで落ちていった
もう 逢えないことを知る
誰を想っても
もう 逢えないことを知る
****
逢えないことを知る
Kotona*kan vol.12 ( text by yuki(Moving-on)/ photo by hayano )

終わってもいい
続けてもいい
自分で選べるこの時間の空が好き
青でもなく紺でもない 藍の時間
まるで 今のじぶんのよう
曖昧なままの わたしのよう
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パンケーキを食べる場所は
左から3番目の家にしましょう
緑から赤へ 赤から白へ 白から緑へ
あそこからなら きっと眺められるでしょう
珈琲を飲みながら 記憶のパンケーキを
うんと時間をかけて ゆっくり食べましょう
お腹がいっぱいになって 昼寝から目覚めたら
きっと すべてが楽しくなっていますように

出会うタイミングは あの時しかなかった
もっと早ければ とか
もっと遅ければ とか
そんな意味のないことを思ったりはしない
もう 思ったりはしない
あなたは日々をどんどん進んでいる
私など存在しなかったかのように
それがすべての答えだと 本当はもう知ってる
それが 答えだと

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そろそろ行かなくちゃ
少しだけ長く居すぎたかもしれない
何処へ向かうのか わからないけど
そろそろ行かなくちゃ
ばいばい またね お元気で
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ぴんくいろの血を流し
ひとつひとつに毒を塗ったの
清々しい
清々しくて涙が頬をつたう
そろそろ行くね
毒の向こう側で不思議そうなあなた
小さくなってゆく
小さすぎて涙が頬をつたう
―毒と青空と―
Kotona*kan vol.11(photo by yuki@Moving-on/text by hayano)

どうしようもない苛立ちと
どうしようもない安堵感
相反する思いの中で
私は息をし明日を待つ
息苦しい緑のなか 瞳は何も映さずに
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