
本当は知ってるんだ
ここが夢の跡だって
約束の場所 夢の途中の
本当は知ってるんだ
もう夢は覚めてるって
ただあまりにも眩しかったから
ここから出る鍵を失くしちゃった
だから
探すこともせず
夢の跡だと気付かないふりをして
ここに いようって思ったんだ

探検 探検
この先にはなにがあるのか
この先はどこへ続いているのか
そんなことを
素直に感じられる大人でいたい
「入っちゃおうか」って
笑いながら乗り越えられる大人でいたい
だめ?

ほんのわずかな色でいいの
そのココロに
そのキオクに
残っていたい

覚えてる?
私の声を

同じ空の下にいるのなら いちばんちかくにいたい
そう言った私に
遠く離れていてもそばにいるから
そう言ったあなた
錯覚だったのかもしれない日々
遠く離れていても 触れることのできた日々
あの時 あなたは確かにそばにいたよね
あの時 私は確かにそばにいたよね
錯覚じゃなかったことを思い出させてくれるのは
紙の上のあなたの文字だけ
震えるほどイトオシイ あなたの文字だけ
title and theme words by yuki"Moving on"/text and photo by hayano

どんなに棘だらけでも平気
両手でしっかりと包んであげられる
傷だらけになっても 血が流れても平気
棘だらけのあなたをしっかりと抱きしめてあげられる
そして 静かに棘を抜いてあげる
全部の棘が消えたら
その時は 笑顔を見せてくれる?

夕暮れの海はキケン
もしも あなたが隣にいたら
いけない言葉がこぼれてしまいそう
決して口にしないと誓った言葉までもが
簡単にこぼれてしまいそう
本当は並んで ただ眺めていたいのに

私もあなたも嘘をついている
「大丈夫」という嘘
そして
私は自分にも嘘をついている
「もう平気」という嘘

待っているのが一番いいと思ってた
待つしかないと
でも それは間違っていたね
もう此処から出よう 出なくちゃ
駆けて行った先に あなたがいなかったとしても
もう此処から 出よう

この実が黒く枯れて
真っ白な雪に覆われる前に
どうしても
逢いたい
こっちのわたしそっちのあなた わたしの
裏がわはさ
あなたのいる
世界はさ
夢のなかのような
そんな
都合のいい
場所じゃないって
わたしは知ってる
それでもわたしは
こっちのわたしはさ
そっちに
行きたいよ
もどり道が
飛沫のように
一瞬で消えたとしても
でも
気持ちに
曇りはないけれど
わたしは
やっぱりきょうも
行けずにいます
こっちのわたしそっちのあなた
photo by hayano/text by bb□
わたしはただ輝いて 潰れそうなくらい
ちいさいわたしは
懸命に色づいて
精いっぱい
輝いてさ
たとえ
燃え尽きてしまったとしても
いいんだよ
あなたは
一瞬でも
とまってくれる?
たとえ一緒に
燃え果ててしまったとしても
それでも
あなたは
とまってくれる?
わたしはただ輝いて
photo by hayano/text by bb□

吸い込まれそうになる
真っ直ぐで 少し冷たい瞳
見つめ合いたい
あなたと こうして正面から見つめ合いたい
その瞳から どんな想いが伝わってきても
冷たい瞳だとしてもかまわない
一度でいい 真っ直ぐに見つめ合いたい

静かに静かに 最後まで
こんなふうにひっそりと
あなたの中に残っていたら
もう それだけでいい

中を覗いてみたくなる
まだ膨らみかけのそのハートの中を
ハートの中を見て知りたいと思うけれど
きっと見てはいけないとも思う
すべてを知るのは 少し怖い
すべてを知った後の自分が想像できなくて
やっぱり 少し怖い

小さな頃
ぶらんこに上手に乗れる人が羨ましかった
高く高く 揺れるぶらんこ
ぶらんこに上手に乗れる大人になった私は
次は何を羨ましいと思うのだろう
高く高く 揺らしても
いっぱいいっぱい 揺らしても
次 が見つからない
ただ揺れているだけ

くっきりと 鮮やかに
心に刻まれた傷
鮮やかすぎて
痛みも感じない
まるで勲章のような
大事な傷

その場所へ行けるなら消せるだろうか
その場所へ行けたなら
どうしても消えないこの想いも
風に吹かれて消せるだろうか

見上げた空が青くキレイなこと
青くキレイな空に虹が見えたこと
虹を見てキレイと笑い合えること
当たり前のようで奇蹟的な毎日
生きているという奇蹟
生きるということの尊さ
忘れないで これからもずっと

笑えなくなった私が見たものは
いっぱいいっぱい笑いながら
落書きをしている小さな自分
またあんなふうに笑える日がくるかな
笑い声を聴いているのに
頬を流れてくるのは涙

儚く壊れやすいもの
少しの揺れで すぐに壊れる
だからこそ綺麗なのか
だったら綺麗じゃなくてもいい
綺麗じゃなくてもいいから
壊れないものになりたい
壊れない心になりたい

なかよく並んだ光
兄弟? 友達? 家族?
横にただ並ぶだけで良かった
並んで同じ方向を見ているだけで良かったのに
ただ なかよしなだけで良かったのに

あたなの世界
そこはあなたの世界なんだね
私はそこにはゆけないの?
私が届かない場所へ
どうして行ってしまうの?
そこで待っていてくれても
私には きっと届かないよ

野性の顔
私だって時にはこんな顔をするんだよ
生きているんだもの

緑から茶色に
緑から赤に
緑から黄色に
見えない空気が色をつけてゆく
葉に木に花に
そして私に
私は何色へと色づこうか
出来ることなら
あなたが見つけやすい色へと変わりたい

あと何マス進んだら あなたに逢える?
今日も少し進んだけれど
あなたの姿はまだ見えないの
影は見えるのに 姿が見えないの
名前を呼んだら 応えてくれる?
全身で叫ぶから 応えてくれる?

どう感じるか
どう捉えるか
すべては 自分のこころ次第
こころが壊れかけていたら
どうしたらいいの?

秋の始まりの空は こんなに蒼くて
心を染めてくれる 青く 蒼く
陽射しに目を細めた瞬間
新たな細胞に生まれ変わった気がした
秋の私に 変わった気がしたよ